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起動に時間がかかる問題
この問題は、結構多いです。最近購入された方は、問題ないと思いますが、2年前、あるいは1年前ぐらいに購入された方も、電源を入れてから使えるようになるのに非常に時間がかかるようです。
いろいろと原因はあるようですが、多くの場合、メモリ不足が考えられます。
情報処理の勉強でないので、このあたりの説明は、簡単にします。

メモリーの役割
 コンピュータが動くためには、CPU(ペンティアムやらセレロンなどと言ってるやつです)がデータを解析して命令を出す必要があります。命令は、ハードディスク(HDD)に記憶されています。CPUは、HDDから直接命令を読み取るのではなく、一旦メモリに命令を移します。CPUは、メモリに移された命令を解析するのです。
 なぜ、そのようなことをするのか・・・?
 メモリのデータを読み取る速度とHDDから命令を読み取る速度では、圧倒的にメモリの方が高速なのです。CPUも非常に高速に処理が出来ます。ですから、HDDから命令を読むようにすると、CPUが待っている時間が長くなりすぎて非常に効率が悪いのです。
 CPUの処理効率を上げるために、命令をHDDからメモリに移し、CPUはメモリから命令を受け取ることによって、処理の効率を上げるのです。
 HDDから順次命令をメモリに移す必要がありますが、ここの説明は省略させていただきます。
(かなり簡略して書いていますが、およそのところは、この様に理解されて良いと思います。)

仮想記憶について
 ちょっと、難しい言葉が出てきました。難しければ読み飛ばしてください。
メモリの容量には限界があります。メモリは高価なパーツなので、多く積むとそれだけ高価なパソコンになってしまうのです。ですので、パソコンの単価を下げるため、メモリの容量を下げるのです。
 メモリの容量が不足するとパソコンは動作できなくなります。少ないメモリでもなんとかパソコンを動かすためのテクノロジーが仮想記憶です。
仮想記憶は、不足したメモリの代わりにHDDを使用する技術です。HDDは、メモリに比べて大容量ですから、仮想記憶領域のために少々使用しても問題ありません。仮想記憶として、いくらかHDDを使用して不足したメモリをカバーするのです。

 先にも述べたように、HDDはメモリに比べて非常に遅いです。本来はメモリから命令を読み出し高速な処理を行っていたものを、HDDから読み出すと言うことで、非常にパソコンの動作は遅くなってしまいます。それでも、パソコンが動かなくなるよりは良いと考えて、仮想記憶は使用されているのです。

メモリ不足を解消するのが、一番効果的
 メモリが非常に重要な役割を担っていることを説明しました。
 パソコンの電源を入れたとき、WindowsXPが起動するにもやはりメモリが使用されるのです。ですから、メモリに余裕があれば、仮想記憶に頼らなくていいので、起動が早くなります。では、どれくらいの容量が必要なのでしょうか?

 一般にはWindowsXP SP2では、メモリは512Mbyteは欲しいと言われています。私のこれまでの経験でも256Mbyteしか搭載されていないマシンは、起動時間に不満を持つことが多いようです。512Mbyte積んでいれば、ほぼ問題ないようです。
 WindowsVistaでは、Home Basicでも1G、HomePremiumでは、2G欲しい所です。

 では、自分のマシンがどれくらいメモリを積んでいるか、どうやって調べればいいか、説明します。

パソコンのメモリ容量を調べる方法
 まず、スタートメニューからマイコンピュータを右クリックします。メニューが表示されますので、「プロパティ」を選択してください。
 「システムのプロパティ」が表示されます。
 この中に、システムや使用者が記載されています。一番下に「製造及びサポート元」の項目があります。そこに、RAM(Random Access Memory)の容量が記載されています。
ここの数字が256Mだとか、196Mであると、メモリは不足していると考えていいでしょう。
500M近くの数字が表示されていれば、メモリ不足ではないと考えられます。

これらは、WindowsXPの場合の値です。WindowsVistaの場合は、1Gないし2Gのメモリが搭載されているか確認して下さい。

メモリの増設に関して
 メモリの増設は、効果があります。これまで手がけた増設では、非常に喜んで頂けました。実際に計測したわけではないので、数字を表せませんが、起動してから使えるようになるまでの時間が、短くなったのは確かです。

増設を検討される場合、パソコンを購入されたお店、メーカー、ノバティながの校の生徒であれば、教室に相談してみてください。

注意事項
 本記事は、コンピュータの動作に関してかなり簡略しています。本当の動作を異なる所もありますが、ご了承願います。今回は、メモリの重要性と容量に関して最低限していただきたい内容にしぼっとますので、このような文章になったとご理解下さい。
正確な働きを調べる場合は、コンピュータの5大要素に関して調べていただければ良いかと思います。

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